最近「もち麦」がダイエット食品として再び話題になっていますね。
私は以前ブームになったときに乗り遅れてしまっていました。
テレビでお医者さんが絶賛していたので、さっそく買ってみました。
私は今まで痩せるために食事の量を減らし、炭水化物もできるだけ控えていました。しかしそれだけでは体重はそうそう落ちるものではありません。
あなたは「それって食事量がまだまだ多いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、
私の場合は極端に食べる量を減らすと体に支障があったのです。
よく「過度な食餌制限は体に毒」と言われて、具体的には「貧血」とか「ふらふらする」とか「頭がぼーっとする」などが例として挙げられています。
しかし私の場合は食事量を減らしてもそのようなことは起こらなかったのですが、髪が抜けました。 けっこうな量がごっそり抜けたので極端な食餌制限は止めました。
絶賛CM中のライ○ップでも、痩せた時に男の人は多かれ少なかれ髪が薄くなってましたね。中年以降のダイエットは抜け毛との戦いでもあるのです。
だから食べて痩せることができそうだったのでもち麦を試してみようと思ったのです。
そもそも、もち麦の良いところというのは
1.食事をしたという満足感・満腹感が得られる
2.食物繊維が多く含まれている
お米の代替品としてお豆腐やこんにゃくなどがありますが、それらではやっぱり食べた気がしないのです。 豆腐を一丁食べればお腹はいっぱいになります。 でも何か物足りなさが残ってしまう。 お腹いっぱい食べた実感がないのです。あれは非常に大きいストレスで、その物足りなさを埋めるために間食してしまうのですよね。
もち麦はお米をお腹いっぱい食べたのと同じ満腹感が得られます。
もち麦がダイエットに効く原理というのは、食物繊維のひとつである大麦β-グルカンが消化の過程でゲル状(ゼリー状)になって一緒に食べたものを包み込むため糖の吸収を穏やかにし血糖値の急上昇を抑えます。
また、脂肪分を吸着させて体内に吸収するのを防ぎ、そのまま排泄させます。
つまり満腹感が得られるまで食べたにも関わらず、糖と脂肪の吸収を抑えるというのですから試す価値は十分にあります。
実際にもち麦を試した結果
2か月くらいもち麦生活を送りましたが、結論から言いますと私はもち麦では痩せませんでした。
しかし、太ることもありません。 3食たっぷり食べて太らないというのは
とてもありがたいことです。 そのことだけでも食べる価値は十分にあると考えます。
もち麦の炊き方
」
お米と一緒に炊飯器で炊くだけです。研いですぐに炊いても問題ありません。
もち麦1合に対し水は270ccです。 それを普通に研いだお米に加えます。
例えば
米:もち麦=1:1 にしたいならば、
(お米1合+それ用のお水)+(もち麦1合+水270cc) で炊きます。
米:もち麦=1:2 にしたいならば、
(お米1合+それ用のお水)+(もち麦2合+水540cc) で炊きます。
米:もち麦=1:3 にしたいならば、
(お米1合+それ用のお水)+(もち麦3合+水810cc) で炊きます。
私は1:3で炊いています。 1:1程度ではそれほどもち麦の効果を感じられなかったからです。
1:3にしたらお通じが劇的に変わりました。 1:3だと、お米100%に比べれば食べる時に多少ポロポロしますが、
それ以外は特に問題はありません。 まずいということもなく、においもあまりしませんしね。
しかし消化はやはりあまり良くありません。 いつものように早食いをして、十分に咀嚼せずに飲み込むと
便がゆるくなりトイレの回数が増えます。 便秘気味の人はそのほうがいいのかもしれませんが(汗)。
「早食いをすると太る」と言われていますが、もち麦の場合は早食いしても大丈夫のようです。
もち麦を食べながら痩せるベストな方法は
これは私がいろいろなダイエット理論を見聞きして、一番ストレスなく減量できるんじゃないか、
と思う方法です。 あくまで私の考えなので参考程度にとどめて下さい。
・通常の食事をすべてもち麦ごはんにする。 ← 体重の維持
・月に一度程度、プチ断食をする。 ← 体重を減らす
・散歩や軽い運動を心がける ← 体重増加の抑制
この方法のメリットは
1.3食たっぷり食べても太らない
2.小腹がすくことが少なくなる
3.ダイエットによるストレスがなくなる
4.栄養不足にならない(貧血・ふらつき・抜け毛がない)
これの根底には「ホメオスタシス」という考えがあります。
日本語では「恒常性維持機能」と言われ、周りの環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする
体の働きだそうです。
もしあなたの体重が今までずっと70キロだったとすると、あなたの体はそれが普通の状態だと
認識していることになります。 そこから大きく体重が増えたり減ったりしたら、あなたの体は
それを「異変」と見なして元に戻そうとします。 その働きはけっこう強力です。
一説によれば1か月に体重が5%落ちたらホメオスタシスが活発になるそうです。
よくダイエットには「停滞期」があると言われますが、それはホメオスタシスが減量に抵抗している
ためだと推察されます。 つまり停滞期に頑張ってもあまりダイエット効果は得られません。
停滞期はもち麦を中心とした食事でストレスなく体重維持を目指しましょう。
減量する時が酵素ドリンクの出番です。 週末に酵素ドリンクを飲んでプチ断食をしましょう。
体重ー5%になるように回数は調節しましょう。 月に1回、または2回が良いでしょう。
停滞期に酵素ドリンクを飲むのはあまり効果が見込めませんので、コスパが悪いです。
あまり効果が無いのに空腹というストレスだけはたまるので、 酵素ドリンクは常用せずにプチ断食の時だけ
飲むようにするのが良いと思います。
もち麦と酵素ドリンクをうまく活用して無理のないダイエットを目指してください。
」
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